(旧川上貞奴邸)へ行ってきました。
ここは日本初の女優・川上貞奴が、電力王と称された福沢桃介と
大正から昭和初期にかけて暮らしていた家を移築・復元した建物だそうです。
ちょうど8日は環境保全の日ということで、お得な「ドニチエコきっぷ」を
買って地下鉄の旅です。
事前に「おすすめ散策ルートと見所」をプリントアウトしていったので、
それを見ながら桜通線高岳駅で下車。
春を思わせる陽気の中、てくてく歩いて双葉館へ向かいます。
国道41号線を車で通ることはあっても、中へ入って歩くという機会は
全然なかったので、なんだかわくわくします。
一本中に入ってみると、古くから続いているのかなという感じの
商店街があったので、ここも散策。
すると、一軒のお店にこんな看板を発見。

おおー、セットみたい!
現在も本屋さんを営まれているようで、売られている雑誌は新しい物でした。
古いポスターなども貼られていて、サッシも全て木製で、すごくレトロな佇まいでした。
さらに歩いていくと、素敵な門構えが。

軽やかに開きそうな戸が素敵。着物姿の人が出入りするのが似合いそう!
ちらっとのぞくとお店らしくて暖簾に釜と白抜きの文字がありました。

門の横の看板には茶の湯釜製造元の文字が。

尾張藩御釜師加藤忠三朗の家とあり、由緒ある茶釜製造のおうちのようです。
茶道をされていらっしゃる方だとご存知なのかしら。
なんだかすごいねぇ、と言いながら歩いていると目的の川上貞奴邸へ着きました。

交差点の角にここだけタイムスリップしたような洋館があります。

威風堂々とした作りの素敵なおうちです。

ドレスアップした貞奴がお出かけしたりしたんだろうな。

玄関横にはアールデコを彷彿とさせるステンドグラスがありました。
デザインも色合いもとても素敵。
中にはいると、「ふたばの日」ということもあってか、たくさんの人がいらっしゃいました。
ちょうど「川上貞奴」の講演を大広間でされていらっしゃって、中を見ると超満員です。
この隙にと展示室を散策することに。
一階の三つの展示室では、貞奴の年表や足跡、愛用の品が飾られていました。

唯一現存する貞奴の舞台衣装である花魁の打ち掛けと、小道具の薙刀です。
力強い刺繍がさぞ舞台上では映えたんだろうなぁと思いました。

ドイツ人画家ミュッラーが1900年頃に描いたポスター「サダ・ヤッコ」だそうです。
このままポストカードにして欲しいくらい!

床の間に飾られていた三味線。
なつなつ家には床の間がないので、こうやって見るといいなぁと思います。

お軸は福沢桃介の直筆の書で、漢詩(唐代の詩人・崔 敏童作)を
書いたものだそうです。

和室の奥にはこぢんまりとした書斎がしつらえてありました。
この文机に向かって、手紙をしたためたり、台本を読んだりしたのでしょうか。
二階の展示室には、城山三郎や小谷剛といった郷土ゆかりの文学者
および作品を展示してありました。

展望室にあった電灯。

紅葉を思わせるステンドグラス。

階段にある電灯も素敵!

一階大広間へ続く階段。

踊り場から二階方面を写したところ。
全ての展示を見終わって、川上貞奴邸を後にしました。
建築も美しかったし、いろんな展示もあってかなり満足!
次は旧豊田佐助邸に向かおうか、と歩いていると目の前にこの佇まいが。

老舗の日本料亭です。名古屋の人には有名かと思います。

古い建築物と長年連れ添ったであろうと思われる樹木がとても綺麗。
旧豊田佐助邸へ向かうまでの間には、古くから佇んでいるような
大きなお家がたくさん!
門の向こうの玄関前には車のロータリー(!)があったり、
えーーっと、マンションか何かかしら?と思うような広い敷地の
門には個人名の表札がかかっていたり。
お家好きのなつなつは見ているだけでも楽しかったです。
そうこうしている間に旧豊田佐助邸へ到着。

洋館に接続されている和風座敷をお庭から見たところです。
縁側に座って眺めるお庭の美しかったこと!
あらためて日本家屋っていいなぁと思いました。

四つのお座敷をぐるりと縁側が囲む作りになっています。
旧豊田佐助邸には展示物はほとんどなかったのですが、
建物を歩いたり、欄間や床の間を見たりとすごく楽しかったです。
遠出しなくても市内でこんなに楽しめるんだねぇと驚きました。
まだまだ探せば知らないところがたくさんありそうです。














